残コンフォーラム!その2 分けるの簡単!

 暑い、あつい、アツイ、カタカナ表記は涼しげな雰囲気を出しているように感じるのは私だけでしょうか。さて、先日の続き、その2です。次世代先行材モレステを使った実験はいよいよお待ちかねの配管20本、60mに挑戦です。ここでは本来T字管などを使いますが垂直方向に継いだ管からモレステ15リットルを投入します(写真1)準備ができたらゆっくりと圧送開始!ここでも焦りは禁物、ただただ待つのみ。そうすると配管の中を涼しげな音がシャーシャーと音を立ててズンズン進んでいきます。最後のフレキシブルホースの手前で少し止まった?と思いましたが程なく通化。一輪車に吐出しモレステと生コンが混ざった部分を簡単に取り除く事ができました。(写真2)ここが大きなポイントです。

 先行モルタルでは狭小現場で配管打設の際にはモルタルを取り除くことが非常に困難です。場所の確保や運び出す事に大きな問題を抱えてしまいます。モレステは今回の場合でも15リットルのモレステ+生コンで30リットルくらい排出すれば混ざった部分は取り除けました。今すぐ全ての先行モルタルの代わりになることは難しいと思いますが、確実に現場の困ったを解消できるアイテムです。そこから広く使われるものになると思います。

 また、他にもミキサー車のホッパーにの困った残コンを砕石状にする技術→全圧連マテリアルのR2も紹介されホッパー内の残コンがあっという間にパラパラに!またトロ箱一杯程度の残コンであればセルドロンというセルロース由来の粉を混ぜることでもパラパラに!これらの商品を使えば現場を悩ませてきた残コン問題がスッキリ!解決!しかも砕石として十分に使えます。ゴミとして処分するのではなく次の資材としての処理がこれからの主流になるのではないでしょうか。今回のデモンストレーションの内容で気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 次の更新をお楽しみに。